退けないとき

やっぱりいいなぁ……
今もあの御方はご健勝であらせられる。
大変喜ばしいことでございます。

さて、あの御方の素晴らしさは言うまでもないことでございまして、ちょいと気になったことを少々。
先日、インターネット上のコミュニティでちょっとした対立がありました。
例によって例のごとく、ある作品について「それは百合でない」と批判した人に対して素の作品のファンが噛みついたのです。
よくある話ですね。
まぁ、よくあるということは避けられないということと同義であります。
ヲタクには退けないときと言うものがございまして。
当たり前の話ですが、自分の好きな作品をけなされて怒らない奴にヲタクを名乗る資格はありません。
だから、『ガンダム』や『マリアさまがみてる』で喧嘩になりやすいのでしょう。
まぁ、相手が怒っていると感じたら早めに鉾を納めて退散するのが吉であります。
好きなものは守るべきですが嫌いなものを殊更に嫌いだと主張する必要はありませんから。
しかしながら、好きなものをけなされてしまえば退くわけには参りません。
そうなれば思いっきりやりあうのが正しい。
思いっきり頭に血を上らせ罵詈雑言の応酬を楽しむ。
そのくらいの気概が欲しゅうございます。
だから、先日の喧嘩もそんなに悪いものだとは思っていません(^_^;)
ただ、ひるがえって自分を眺めてみたらどうでしょう?
その時、私は怒れるのでしょうか?
好きな作品をけなされて。
いや、怒ることは怒りますよ。
実際、去年も何回か怒りましたし。
でも、本気で怒ったかと問われると疑問が……
状況的に怒らねばならない、退くに退けない、だから怒ったわけで。
怒ったというよりも納得しなかったに近いかもしれません。
今の時代、あの御方をけなす奴もいないでしょうが、もしもいたら……さて、私は本気で頭に血が上るのでしょうか。
何とも言えない自分が情けなく思えます(^_^;)