【MMD】ビキニでカラフル×メロディ【MME】


やっぱり(・人・)はいい!
貧乳が悪いとは言いませんが、私はこっちの世界の人間です(^_^;)

さてさて。

メガネ:「う〜〜ん、映画製作は金がかかるな。どう考えても予算が足りん」
面堂:「よかろう。金は出してやる」
メガネ:「おお、出してくれるか!?」
面堂:「金は出す。だが、口も出す。文句はあるまい?」
メガネ:「うぐぐぐぐ・・・」

 面堂終太郎、大好きです。

 またしても話題はこじれにこじれてしまった『アイドルマスター』についてです。
 簡単に解説しますと、DLC(ダウンロードコンテンツ)が好評の萌え萌え美少女ゲームアイドルマスター』の正式なナンバリングタイトル続編『アイドルマスター2』がとんでもないことになってしまったという話ですね。
 普通に考えればDLC販売の実績があるんで顧客の好みは完全にデータ化されているはずだし、人気タイトルの続編ですから売れることは確約されている。
 ついでにニコニコ動画で盛り上がっているわけですから、それこそリアルタイムで客層の好みが調べられるという、“超”がつくくらいかんたんなプロジェクトだったはずです。
 それこそ小学生がトップでも失敗することはあり得ない。
 それがですね(^_^;)
 この続編、前作にあったオンライン対戦機能を削除して、美少女キャラ4人をリストラ&NPCに格下げ、代わりにチャラ男のイケメン♂アイドル3人を追加という。
 およそ「いったい誰が得するんだ?」と聞きたくなるような仕様で発売されてしまいました。
 同人ゲームじゃないんですよ。
 ニコニコ動画が御三家のひとつ『アイドルマスター』の正式な続編がこのていたらくです。
 そりゃ、騒動にもなるでしょう。
 コミュニティは大炎上、CD&関連グッズの売れ行きは激減、不買運動が起こり、ソフトの売り上げは低迷するとたいへんなことになってしまいました。
 ところが、バンダイナムコの対応はニコニコ動画の『アイドルマスター2』動画の大量削除という、これまた予想をはるかに超えるものでした・・・

 正直、意味がわからない。

 まぁ、これがまったく新規に商品開発するプロジェクトであれば冒険するのもありでしょう。
 でも、DLC販売が好調な人気商品の続編なんですよ(^_^;)
 まず考えるべきは既存の客層をどう取り込むかだし、情報だって新たにマーケティングする必要があるのか疑問なほどにそろっている。
 これだけ好条件に恵まれたプロジェクトなのに・・・このメーカーはやらかしてしまいました(ToT)

 これからバンダイナムコが執れる手段はそんなにたくさんありません。

1,今回の『アイドルマスター2』の企画を主導した奴をクビにする。
2,急遽、新作『アイドルマスター3』の製作を発表する。
3,既存の美少女13人は全員プレイアブルに。
4,大ひんしゅくを買ったチャラ男のイケメン3人については出さないことを名言&事実上なかったものにする。
5,単価は値引きなしの¥765に固定。
6,新キャラ2名+1を追加。
7,オンライン対戦機能を充実させ、短時間で熱く遊べる形に。
8,動画製作機能&動画投稿サイトへの投稿機能を追加。
9,シナリオは最小限にとどめ、会話の断片や美少女キャラのリアクションは倍増し。
10,DLCは価格を下げて同時発売。
11,女性Pの実装。
12,勝ち台詞編集機能を追加。

 ずばり、言葉ではなく行動で謝罪するわけです。

 世の中、やっちゃいけないことがいろいろありますが、そのひとつに「インターネットにケンカを売る」ってのがあります。
 勝ち目が全くないと言うこともないでしょうが、普通に考えて勝てませんし、勝って得られるものも少ないからです(汗)
 とりわけ『2ちゃんねるの既婚女性板』と『ニコニコ動画』は凶悪で、もっとも敵に回したくない相手です。
 そして今回、バンダイナムコは『アイドルマスター2』という商品でニコニコ動画にケンカをふっかけてしまったのです。
 ならば謝罪するしかないでしょう。
 今現在、この顧客層がナムコバンダイという会社に酷い悪感情を持ってしまっている。
 それこそが一番の問題なのですから。

 さて、それはともかく、とりあえずいろいろな意見はありましょうから、一つ一つ見ておきます。

<<「キモオタざまぁ」「二次元に萌えるなんてキメェよ」というご意見>>
 こういう意見を唱える人たちってのはヲタクを蔑むことで優越感を満たしているか、彼氏or彼女持ちのリア充ですよね。
 こういう方々は『アイドルマスター』を買ってはくれません。
 購買層じゃないんです。
 つまり絶対に金を出してくれない人たちです。
 じゃあ、バンダイナムコが意見を聞く必要はありませんね。
 はい。お帰りはあちら〜

<<「リアルの芸能界はもっとドロドロしてるんだから我慢しる!」>>
 はい。おっしゃる通りでございます。
 リアルの芸能界じゃ、女性アイドルの浮気&不倫&妊娠&引退でファンが阿鼻叫喚の地獄を見せられています。
 それでもアイドルに貢ぐ皆様方には頭が下がる想いですよ。
 ええ。
 凶悪なリアルの女性アイドルを追っかけてるんですから凄いとしか言いようがありません。
 当然、トイレに行かない、飯も食わない、歳も取らない、清純無垢なヴァーチャルアイドルなんか興味ないんですよね?
 だったら『アイドルマスター』要りませんよね。
 そうです。こういう鍛え上げられた方々は絶対に買ってくれません。
 お金、くれないんです。
 じゃあ、バンダイナムコが意見を聞く必要はありませんね。
 はい。お帰りはあちら〜

<<「二次元にうつつを抜かして現実の女性を相手にしないなんて間違っている」というご意見>>
 こういう意見を聞かせていただけるのは政治家か、坊主です。
 連中は“正しいこと”を言うのが商売ですから。
 だいぶ眉唾物ですけどね(^_^;)
 特定の人たちに利益を誘導するのに四苦八苦してる政治家サマが何をおっしゃりやがるんでしょうか。
 聖職者の妻帯を否定して、神だの仏だの実在しないキャラクターを拝み奉り、お布施と称して金を集めてらっしゃるお坊様、あなた方はヲタクの先祖ですか。最近のふがいない子孫に腹を立てていらっしゃる? はい。うるさいです。自分の米びつの心配だけしていましょう。
 第一、この人達も『アイドルマスター』買ってくれませんよね?
 主義主張に反するんですから。
 まさか、こっそり夜中に隠れてニコニコ動画の“R−18”タグ漁ってたりしませんよね?
 じゃ、バンダイナムコが意見を聞く必要もないわけです。
 はい。お帰りはあちら〜

 意見を言うのは自由ですがそれを聞いて欲しければお金を出しましょう。美少女アイドルがイケメンキャラに寝取られて妊娠&引退するリアルなゲームを買ってくれるんならバンダイナムコもそういう方々の意見に耳を傾けてくれます。
 買わないんなら黙ってなさい。
 言っても聞いてもらえませんから\(^o^)/

 “正しい”“間違ってる”という倫理や社会規範を利用して他人の趣味嗜好をけなす輩はさんざん見てきました。
 ありがたい、ありがたい、「○○を好きになるのは間違ってる」というご意見を使えば他人様の好みなんざかんたんに否定できるんですよ。
 そりゃもう、プロ野球でも、パチンコでも、鉄道模型でも、人形作成でも、ぬいぐるみ作りでも、ゴルフでもかんたんに否定できます。
 今の時代、そんな安直な批判は通じませんよ。
 もっと論理を鍛えてから出直してらっしゃい。

 さて、それでは我が愚見を一つ一つご披露させていただくとしましょう。

<<1,今回の『アイドルマスター2』の企画を主導した奴をクビにする>>
 もしも芸能プロダクションがアイドルの地方興行で「今晩はうちの○○子ちゃんがイケメン男性アイドル○○夫くんと同じホテルの同じ階に泊まります。いえいえ、醜聞なんてありませんよ。はい。寝取られの心配はございません。でも明日のコンサートで一緒に歌います.皆さん、がんばって応援してくださいね」なんてやったらどうなります?
 まぁ、企画担当はクビですね、間違いなく。
 非常識すぎます。
 ここは『アイドルマスター2』の企画を主導した馬鹿を後腐れなく完全に放逐すべきでしょう。
 最低でも孫会社へ出向させるくらいはすべきです。
 え、かわいそう?
 続編製作という手堅い商売で好き放題やって会社に損害を与えぇーーの。
 CD&グッズの製作販売してる関連企業に迷惑をかけぇーーの。
 日本市場でのXBOX360の成功を期待してるマイクロソフト社の期待を裏切りぃーーの。
 最も重要なファン層を動揺させてバンダイナムコという会社の企業イメージを悪化させぇーーの。
 よくもまぁ、これだけ酷いことができるモンです(ToT)
 恥知らずにも出社してたら顔が見たい。
 もしもこいつがマーケティングやってなかったのなら無能すぎます。
 もしもこいつがマーケティングやった上で自分を押し通したんなら明確な背任です。
 はい。どちらにしても言い逃れできません。
 え、新規に購買層を広げてみたかった?
 え、新市場を開拓してみたかった?
 そう言うのは続編でやるな。
 まったく新しい企画として立ち上げて自分の全責任でやれ。

 こういうお馬鹿さんにはコミケで私の隣に座ってもらいます。
 一緒に『描きたい時に描きたい物を描きたいだけ描くのが同人誌の醍醐味じゃああああああッ!!!!!!』と叫びましょう。
 失敗しても誰にも迷惑のかからない同人誌でやればいい。
 一冊も捌けなくて涙に濡れたら君も私の友達だ。
 大親友になれるぜ。

 とりあえず、大冒険ってぇ奴は商売でやるこっちゃありませんわな。
 やって失敗した以上は責任を取って辞める。
 文化祭の仲良しクラブじゃないんですから。
 それが大人ってモンです。

<<急遽、新作『アイドルマスター3』の製作を発表する>>
 ファンへの謝罪を込めつつ、新たな展望を見せてコミュニティの崩壊を防ぐ。
 最悪でも既存のファン層だけはつなぎ止める努力をしないといけません。

<<既存の美少女13人は全員プレイアブルに>>
 プラットフォームがプレステ2からプレステ3に変わったとか、とりわけ技術的に難しい案件だったとか、何かしら理由がなければキャラクターの削除なんて納得してもらえませんよ。
 今回の『アイドルマスター2』は前作がXBOX360ですからプラットフォームは同じ。つまり前の資産が生かせるんです。どうしてリストラなんて考えたのやら。

<大ひんしゅくを買ったチャラ男のイケメン3人については出さないことを明言&事実上なかったものに>
 『2』を買ってくれたお客様をないがしろにはできませんから、なかったことにはできませんが、最低限の配慮は見せるべきです。
 美少女が住まう仮想世界の楽園は永遠に。
 ディズニーじゃなくても夢を売る企業なんですから、現実は見せなくていいんです。
 芸能界のドロドロが大好きな客層は現実の芸能界に任せましょう。
 イケメン3人がいた位置にはNPCキャラとして“魔王エンジェル”を入れます。
 ニコニコ動画でも盛り上がってますから公式にプッシュするのです。
 出現条件はうんと厳しくして、バトルでの戦闘能力(歌唱力?)は化け物じみた数値に設定します。
 何時間もプレイしてるとたまに出てきてプレイヤーキャラをボコボコにするわけですね。
 たまに勝つプレイヤーが出てくると話題になるくらいに。
 声は人気の有名声優さんに任せたい。
 それこそ圧倒的な歌唱力という奴をユーザーに見せつけるわけです。
 最強の敵である“魔王エンジェル”がさらに映えますし、専用の歌曲を用意すればCDの売り上げは約束されたようなものです。
 え、予算がない?
 この五年、さんざんファンから搾り取った金があるでしょう。
 たまには還元してください。

<<単価は値引きなしの¥765に固定>>
<<DLCは価格を下げて同時発売>>
 『アイドルマスター』はDLCの発売で成功した商売です。
 明確にビジネスモデルが確立してるんですから、フルプライス商売にこだわる必要はありません。
 ただで配るのは何ですから『765プロ』に入社してもらうための入会金(?)としていただきましょう。
 新規顧客層の開拓を望むんだからソフトウェア自体での儲けは考えない。
 つまり、DLC販売による事実上のアイテム課金制と割り切ってしまうわけです。

<<新キャラ2名+1を追加>>
 萌え萌え美少女ゲームの続編なら定番の売りですね。
 増やすのが当然、減らすってどういう判断だったのやら・・・
 とにかく前の企画担当者とは違うって姿勢を見せるためにも新キャラの追加はしたい。
 キャラクターの候補としては“元アイドルの未亡人”や“10歳未満のチャイドル”でしょうね。
 “未亡人”には子供がいることにして名前だけ設定しておけばいいでしょう。
 ニコニコ動画のコミュニティがもっとも可愛い子をデザインしてくれます\(^o^)/

<<オンライン対戦機能を充実させ、短時間で熱く遊べる形に>>
 何やら企画⑨担当者は「萌えゲーではなく燃えゲーだ」と主張していらっしゃいましたが、プレイを熱くするなら対戦ですよ。
 協力プレイで“魔王エンジェル”と競うモードなんかも欲しいところですね。

<<動画製作機能&動画投稿サイトへの投稿機能を追加>>
 ニコニコ動画の御三家のひとつなんですから、これくらいやってもいいでしょう。
 さんざんないがしろにして悪感情を抱かせてしまったコミュニティと和解する姿勢を示す意味もあります。

<<シナリオは最小限にとどめ、会話の断片や美少女キャラのリアクションは倍増し>>
 世界観だけはしっかり構築して、ストーリーはコミュニティや個々のプレイヤーに任せる。
 それでMADやネット小説が増えるよう努める。
 『ボーカロイド』や『東方プロジェクト』に後れを取っていた部分を一気に取り返すわけです。

<<女性Pの実装>>
 男性アイドルの実装なんかより先にするべき事でしょうに(ToT)
 もちろんキャラクターによっては百合展開を妄想させる会話やイベントも実装します。
 これで女性Pから歓迎の声が大きくなればこんどこそおおっぴらに女性層への浸透も図れましょう。

<<勝ち台詞編集機能を追加>>
 これがもっともハイリスクな材料ですね。
 対戦は人間vs人間ですから、中には中学生もいる。
 ろくでもない文章を組んで、敗者に心ない言葉を浴びせるようなガキもいるでしょう。
 でも。
 それでわき上がる怒りは対戦相手に向かいます。
 敗者は仕返しするために勝ちたいと思う。
 勝つためにはキャラクターを強化すればいい。
 キャラクターを強化するには・・・
 はい。またDLCが売れますね\(^o^)/
 事実上のアイテム課金です。
 反発を買うかもしれませんが・・・
 でも、キャラクターが魅力的ならみんな喜んでくれると思いますよ。
 良くも悪しくも、ヲタクってのはそういう生き物なんですから(^_^;)

【いろいろ考えた上で】
 上に上げた案はド素人の私でも思いつくような、ごくごく常識的なものです。
 でも、バンダイナムコという会社はこれらのひとつとして実行しないでしょう。
 『アイドルマスター2』を巡る公式の対応を見ていると希望が持てないと思うからです。
 この騒動についてはいろいろ言われていますがとりわけ多く見られた言葉が「不健全」です。
 多くが二次元キャラクターに萌える行為と行為の主体であるところのヲタクに向けられた煽りであるわけですが。
 少し冷静に考えてください。
 もっとも「不健全」なのはバンダイナムコという企業ですよ。
 人気作の続編商売というきわめて楽な商売で大失敗をやらかしたんです。
1,DLC販売が好調の萌え萌え美少女ゲームの続編というビジネスモデルで。
2,フルプライス商売にこだわって。
3,美少女キャラクターを4人もリストラ&かませ犬のポジションに格下げし。
4,代わりに男性キャラクターを3人も入れて。
5,客の反発を完璧に無視して企業イメージを悪化させて。
 大炎上!
 しかも、これだけやらかしてまともな対応ができていない。
 ニコニコ動画で権利削除祭りって何なんです(怒)
 こいつら企業レベルで笑いが取りたいんですか?
 失敗から何も学ばないばかりか、もっとも優良な顧客層にケンカを売ってる。
 馬鹿じゃねーの?

 バンダイナムコは資本をドブに捨てて、資産を浪費し、有為な人材を飼い殺しにしている。
 私は市場万能主義者じゃありませんが。
 もしもバンダイナムコという企業が「ヲタクは愚劣な下等生物だから自分たちが指導してやらねばならない」と考えているなら。
 それは自分たちを顧客(市場)よりも上に位置する存在と捉えていることになる。
 どこのブラック企業ですか。
 しかも大失敗をやらかした上で「悪いのは客だ!インターネットと戦うぞ!」なんて対応してるわけです。
 どんだけふんぞり返ってるんですか。
 こんな不健全な企業にゲームソフトウェア文化の担い手は勤まらない。
 さっさと市場から退場してもらうべきです。
 少なくともゲーム開発部門はなくすべきでしょう。

 単純に考えても、この企業は無反省の馬鹿を養って同人ゲームでもやらないような、独りよがりの“実験”に投資家の金を費やさせている。
 そんなゲームメーカーは要りません。
 まぁ、このまま赤字を垂れ流していれば早晩、消えてなくなるでしょうね。

 けれども。
 御三家のひとつ『アイドルマスター』コミュニティだけは生き延びて発展して欲しい。
 彼らは何年もがんばってゲーム文化や衰退しつつあったアイドル文化に貢献してきたんです。
 それは誰にも否定できない事実だ。

 勘違いしないで欲しい。
 各所で見られる記事が示す「2010年9月18日、東京ゲームショー会場で発表された『アイドルマスター2』の内容にヲタクがドン引きした!キモイ!」は正確じゃない。
 ドン引きしたのはヲタクじゃありません。
 はるばる遠方から来場した顧客に山盛りの糞を投げつけて悦にいるバンダイナムコという企業に、投資家がドン引きしたんです。
 キモイのはヲタクじゃありません。
 はるばる遠方から来場した顧客に山盛りの糞を投げつけて悦にいるバンダイナムコという企業が、例えようもないほど気色悪いんです。
 ええ。
 反吐が出るくらい気色悪いからドン引きされたんですよ。
 とにもかくにも。
 コミュニティや従来のファンが萎縮する必要はないんです。
 馬鹿やって失敗したのは企業の方。
 優良顧客の意見こそが貴重であるのは経済学の教科書を紐解かなくてもわかることです。
 言いたいことはがんがん言ってやりましょう。